転移因子(TE)の分類ツール: ClassifyTE、DeepTE Kim 2021年8月24日 2023年11月27日ゲノム解析, バイオインフォマティクス バイオインフォマティクス, ゲノミクス, トランスポゾン 0 転移因子(トランスポゾン、TE)はゲノムのある位置からある位置へと飛んでいくというDNA配列である。様々な真核生物においてゲノムに存在し、様々な役割を担っていたり、あるいは単純に「ジャンクDNA」であるようなものも存在する(最初はジャンクとして見られていたけど近年になって様々な役割が明らかにされてき… Continue reading
ゲノム中の反復配列を検出するソフト、REpeat Detector : Redの使い方 Kim 2021年8月23日 2023年11月27日ゲノム解析, バイオインフォマティクス トランスポゾン, 反復配列, バイオインフォマティクス, ゲノミクス 0 ゲノム中の反復配列、トランスポゾン等を検出するソフトは色々と開発されている。代表的なものにRepeat Maskerだったり、RepeatScout、WindowMasker、RepeatModeler等々ある。 それぞれライブラリをベースに検出を行ったり、あるいは denovo 法に基づいていたり… Continue reading
枝が長い系統樹の注意点 – Long Branch Attraction Kim 2021年7月9日 2023年11月27日分子進化(理論), 生物, バイオインフォマティクス 系統樹, バイオインフォマティクス, 進化生物学 0 分子系統樹を作成する時、特に何も考えずにツールに突っ込んで得られたデータの樹形を見ているということはないだろうか? 系統樹に関する既知の問題点として「Long branch attraction」という現象が古くから(50年くらい前)知られている。ロングブランチアトラクション、の日本語訳はまだ当てら… Continue reading
【レビュー】ニチペットAirを購入! 軽さと可愛いデザインがGood Kim 2021年6月14日 2023年11月27日思ったこと, 日記 ニチペット, ピペット, 実験 0 生物系、とりわけ分子生物学系のラボではマイクロピペットの存在は欠かせない。肌身離さずという人も少なくないのではないだろうか。 マイクロピペットは国内外様々なメーカーから発売されており、精度や大きさ、ストロークの深さ等々多種多様なラインナップが存在する。 以前の記事でも少し触れたことがあるが、私はそん… Continue reading
NovaseqやNextSeqのシーケンスデータにポリG配列(poly-G)が含まれる Kim 2021年6月14日 2023年11月27日RNA-seq, バイオインフォマティクス fastp, FastQC, バイオインフォマティクス, RNA-seq 0 先日またRNA-seqを外注した。 FASTQCでクォリティチェックを行ったところ、以下のように、”Overrepresented sequences”に関する表示が出ていた。なにやら”GGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGG… Continue reading
AWS S3のバケットポリシーで”aws:Referer”を加えるとアクセスできない Kim 2021年5月30日 2023年11月27日Web, IT Web, AWS 0 タイトルの通り。もう何時間も溶かした。今深夜の2時半で、ターミナルの文字が浮き出ているように見えるくらい疲れているが備忘録。 S3で特定のドメインからのみのアクセスを許可したい EC2上でWebアプリケーションが動いていて、S3上に動画ファイルが存在する。 Webブラウザを通してそのS3上にある動画… Continue reading
一眼レフを手放して散々悩んで買ったX100Vがとても良いという話。 Kim 2021年5月23日 2023年11月27日思ったこと, 日記 日記, カメラ, X100V 0 このサイトのトップバナーの画像などはすべて私が撮ってきた写真の一部である。 これらは主にEOS系、つまりCanonの一眼レフカメラを使って撮ってきた。先日、私が所属するラボのWebサイトのデザインを一新したが、その際にも私が撮影した動物の画像を使用したところ「水中カメラで撮影したのでしょうか」と問い… Continue reading
外鰓とは何か? – 進化的起源と役割 Kim 2021年3月19日 2023年11月27日生物, 魚の陸上進化 陸上進化, 両生類, 魚類, 進化生物学 0 ウーパールーパーという両生類がいる。英名はアホロートルというのだが、日本では何故か「ウーパールーパー」と名付けられたというかわいそうな(かわいい)生物である。 さて、動物園や水族館、そしてお父さんお母さん世代の人気者であったウーパールーパーの特徴はなんと言ってもその「外鰓」である。あのビラビラした顔… Continue reading
Featurecountsで”Successfully assigned alignments : 0 (0.0%)”と出る時 Kim 2021年3月17日 2023年11月27日RNA-seq, バイオインフォマティクス バイオインフォマティクス, RNA-seq, FeatureCounts 0 FeatureCountsを使ってマッピングしたRNA-seqリードをカウントしようとした時、どうしても全てが「0」カウントで出力されることがあった。 BAMファイルを調べる。 すると、GFFファイルとはぜんぜん異なる染色体の番号が……よくよく元のSTARのパラメータを記したshファイルを読み返すと… Continue reading
EnTAPでde novoアセンブルしたRNA-seqデータにアノテーション – 実データ編 Kim 2021年3月1日 2023年11月27日RNA-seq, バイオインフォマティクス バイオインフォマティクス, RNA-seq, de novo アセンブリ, EnTAP 0 前回のインストールの記事からめちゃくちゃ時間が経ってしまった。サクッと続きとして実データでの稼働方法を記しておく。 このドキュメントをベースに。 Trinityでde novo assemble Trinityで最初に自分のRNA-seqデータをアセンブルしておく。Trinity以外でも別に問題はな… Continue reading