奈良,平城宮跡へ

今年初の更新となる. 今年の抱負として「新書を50冊読む」と決めた.これまでずっと一般教養が著しく欠けている自分を見つめ直し,教養を身に着けようということで,「ブルーバックス新書」を禁止した縛り50冊ということだ.一週間に1冊ペースということで,既に今年は2冊目に入っているのだが,その本は日本の考古…

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あくあたんは生命ラボの生体管理に変革をもたらすか?

あくあたん工房のアドベントカレンダーの記事です。 私はあくあたん工房のメンバーではないのですが、招待されたので書いてみることにしました。 テーマは「あくあたんは生命ラボの生体管理に変革をもたらすか?」。 生命系のラボに属している私がラボにあくあたんを導入したらどうなのかということについて勝手に書きま…

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ラズパイとSlackで自宅水槽監視 – Pythonで自動投稿

前回の記事の続きであるので読んでない人は先にそちらを読むことをおすすめする. ラズパイとSlackで自宅水槽監視 – 初期設定 ラズパイ起動時に自動起動 Raspberry Piが起動したときにmotionを自動起動させたい. そこで/etc/rc.localをいじる. これで開かれるファイルの末尾…

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なぜ動物の性比は1:1なのか?- 個体ベースPythonシミュレーションで見る

さて,前回の話の続き. (なぜ動物の性比は1:1なのか?-フィッシャーの原理) 前回は”概念”的な話と数式を用いた解説を行った. それにより「両親から同じ数の遺伝子を受け継ぎ生涯性別が固定されている有性生殖をする動物」については性比がおおよそ1:1になることがわかっただろう.…

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なぜ動物の性比は1:1なのか?-フィッシャーの原理

なぜ多くの動物の性比は1:1に保たれているのだろうか? ヒトを例にすると、若干のゆがみはあるがおおよそ男女比は1:1である。また自然界でも多くの動物の性比は1:1であることが知られている。 一部爬虫類などでは孵化(卵がかえること)時の温度に依存して性別が決まったり、魚類でもその属するコミュニティの構…

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京都一周トレイルハイキング~嵯峨嵐山から保津峡へ~

ふと思い立って今日放置していたEOS 6Dを持って嵯峨嵐山へ。 JR嵯峨嵐山駅を降りて、ある方向へと向かう。 平日にもかかわらず観光客は多く、その多くは外国人であった。 こういった風情のある茶屋を過ぎ、 台風の爪痕が残る鳥居をすぎる頃には ずいぶんと観光客の姿が減っていた。 ここも風情のある通りであ…

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ショウジョウバエの精子はなぜ長い?

2019/06/27 想像以上のアクセス数があったので管状受精嚢と精子の長さの進化の関係について追記を行った ショウジョウバエの精子はヒトの精子の1,000倍の長さ 「ショウジョウバエの精子はヒトのそれより長い」という話を知っている人はどれほどいるだろうか。 私も研究でショウジョウバエに携わるまでシ…

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【Python】Matplotlibで複数のグラフを一枚の画像で表示

環境 Jupyter Notebook 5.7.1 matplotlib 2.2.2 導入 複数のグラフを一枚の図に入れて編集の手間を省こうと思った。 コード (参考:Matplotlibで複数のグラフを並べて描く方法) 6つグラフを表示し、1~5はhogeXで6つ目はPopulationである。 …

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カナヘビの飼い方

(小学生の頃作っていたサイトがYahoo!ジオシティーズだったのですが,平成31年度末でサービス終了とのことなので軽くこちらにまとめ直して供養します) カナヘビとは? トカゲとは違うの? カナヘビとは爬虫綱有鱗目カナヘビ科に分類される”爬虫類(はちゅうるい)”です. よく「ニ…

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