Springer Nature が無料公開中 – バイオインフォ・進化生物学の教科書厳選3冊!

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かのぼったくり出版社がこのご時世を鑑みて一部の教科書を無料公開している。 すべての本の目録についてはここからダウンロードできる バイオインフォ・進化生物学の教科書3選! バイオインフォ・進化生物学の教科書厳選3選! とかいいながら実際には3冊しか無いのでそれだけしか紹介できないのである。 それはとも…

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氷漬けマンモスのDNAから絶滅した原因を明らかに – 最後のマンモスは花の匂いを嗅げなかった?

ウランゲリ島マンモス絶滅

2005年の愛・地球博でユカギルマンモスの展示を見たことがある。「ただ毛が生えたゾウだなあ」くらいにしか思わなかったが、マンモスは現在地球上に一頭も残っていない「過去の生物」である。 多くの文献では人間の狩猟によってその個体数を減らし、絶滅したと考えられている。しかし Wrangel 島にかつて生息…

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ゲノム配列を使って生物全体の系統樹の全貌が明らかに!?~菌類と動植物の意外な関係

全生物の系統樹とは

全生物のつながりを描く系統樹 系統樹とは「進化の道筋」を人間が見てわかりやすいようにグラフ化したものである。その生物がどの段階で分岐したのか、ということが一目で見てわかる大変便利なものである。 普段研究では「系統樹の推定」は種内、あるいは少し遠くの目レベル、遠くても脊椎動物内、というようにある程度の…

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地球上で一番長い精子を持つ動物は? – 知られざる交尾後の性選択

世界で一番長い精子

正月、ダラダラと論文を書くか書かないかしながらテレビを眺めていると、福山雅治と半沢直樹に出ていた役者の人(名前忘れた)が出演する動物に関する番組が放送されていた。 その中で「この鳥はなんとこんなに長い精子を持っていて動物最大!」ってフレコミで紹介していたのだが、実はそんなことないのでこの記事にまとめ…

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系統樹の見方をわかりやすく解説

系統樹の見方

(2020/05/02: 無根系統樹およびその他記号の解説を追記) マニアックな記事が続いているが、本サイトの目的の一つに「一般社会に向けた進化生物学啓蒙活動」があるので何か書いておこうと思いたち、今回は系統樹の読み方・見方について解説を行うことにした。 よく博物館などに行くと必ずと行っていいほど生…

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現生最古の両生類 アシナシイモリのゲノムが相次いで公開される

Epicrionops Sp

今年,2019年にはいって「アシナシイモリ」こと Caecilian のゲノムが相次いで3種も公開されている. これらは現在NCBI(National Center for Biotechnology Information)で利用可能な状態で公開されている. これまでの両生類ゲノムの惨状 これまで…

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ヒトと他の動物は交尾し、子孫を残せるのか

ヒトと動物のキメラ

前のこういう記事、『なぜ動物の交尾はバックばかり?~魚の妊娠の起源から陸上四肢動物まで~』のアクセス数がなぜか伸びている中、同じく検索欄にも不穏な検索ワードが増えている。 “ヒトと動物 交尾” しばらくは見なかったことにしていた。 確かに世の中は広く、そういう性的嗜好の人間が…

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手足は切っても再生する? – 四肢再生機構の起源に迫る

アイキャッチ

2020/05/28 ポリプテルスのヒレ再生機構遺伝子に関する記述を追記 イモリの四肢は切断されても再生する 高校生物などで「イモリ」の手足やしっぽを切除するとしばらくして再生する,といった記載を教科書などで見たことがないだろうか. 実際にイモリやサンショウウオの手足を切断すると再生することが,多く…

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なぜ近親交配が禁じられるのか? – 近交係数の計算

なぜ近親交配が駄目なのか

2020/10/15 不適当な説明を修正2020/11/16 微妙な表現を修正 はじめに(人間のはなし) 日本に関わらず世界において,近親相姦・近親婚はタブー視されている. 例えば日本では,近親相姦や近親間での事実婚は法律上阻害されるようなことはないが,婚姻届を出すことができない.親子,きょうだい,…

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