ウナギやポリプテルスの特殊な鼻!~魚の鼻の穴は計4つ?~

今回の内容は『ポリプテルスやウナギなどの一部の魚における嗅覚器の構造』だ.具体的には鼻管および鼻腔内の水流機構について軽く触れる. 鼻管について ポリプテルスやウナギを飼っている人,もしくは水族館でウツボとかが好きなマニアックな人間なら誰しも一度は「あの鼻」がなんであるのか疑問に思ったことがあるはず…

Continue reading

なぜ動物の交尾はバックばかり?~魚の妊娠の起源から陸上四肢動物まで~

WordPressでサイトの作成を行っているのだが,「どのような検索がされたのか」というところを眺めていたところ「 なぜ動物はバックばかり? 」という検索履歴を見てしまった 確かに我々人間からしてみれば他の動物の交尾時における体位多様性の無さに疑問を覚えるのかもしれない(ヒトが異常なだけだが) 例え…

Continue reading

ケラチンの進化が陸上生活を可能にさせた?

「ケラチン」と聞いて何を思い浮かべるだろうか. 聞いたことがある,という人はおそらく髪の毛や爪を想像するだろう. その通り髪の毛や爪に含まれる「細胞骨格」の一種,中間径フィラメントであるケラチンは進化的にも非常に面白いタンパク質である. あんまり一般的に馴染みがないのか,髪の毛の成分であるにもかかわ…

Continue reading

ポリプテルスの飼い方

ポリプテルスが今密かにアクアリストの中でブームになっています. ポリプテルスが発見されたのはかのナポレオンの時代 ナポレオンがエジプト遠征に行ったときにキュビエがポリプテルスを持ち帰り,新種として記載されたことが人類の文献におけるポリプテルスの最初の登場です.2019年現在でもポリプテルス・セネガル…

Continue reading

魚が陸に上がるとき 〜最初は口で空気を吸わなかった?〜

魚陸上化関連記事 シーラカンスは陸に上がったのか? 魚が陸に上がるとき 〜尿素代謝〜 古代の魚の呼吸事情 古代の魚は低酸素の水の中でも生きられるように肺を獲得してきた。 今私たちヒトは口と鼻で空気を吸うことができ、基本的に陸上四肢動物においては口を通じて主に呼吸を行っている。両生類も見ていると口とい…

Continue reading

シーラカンスは陸に上がったのか?

はじめに 先日の某学祭においてシーラカンスの解説員を勤めていた.時給1000円の交通費なしという流石某工大と言わんばかりの待遇だったが,進化生物学がなかなか社会に直接的な利益をもたらすことが難しい以上,こうした教育的な活動を行って社会貢献をする他ないことを重々承知しているので引き受けた. すずかけ台…

Continue reading

魚が陸に上がるとき 〜尿素代謝〜

私は魚の陸上適応進化に強い興味を抱いており、今文献を漁っているのでそれの軽いまとめとして先行研究を日本語でまとめておく。 (もし、同じように魚の陸上への適応進化に興味を抱いている学生・研究者の方がいましたら、コメント等お待ちしております) 背景 肺呼吸の獲得 魚が陸に上がるとき、様々な変化が起きたこ…

Continue reading

オスだってメスを選びたい! – ショウジョウバエの性選択の話

一般的にはメスがオスを選んでいる 一般的に自然界では「メスがオスを選ぶ」といった選択が起きている.よく自然科学番組で派手な格好をしたオスがダンスをしてメスを惹き付ける鳥の話や,メスに贈り物をして気を引こうとするオスのサル,巣を作ってメスを呼び込む魚の話をやっている.そう,一般的にメスの方が繁殖におい…

Continue reading