他大学(外部)から東工大大学院に合格して ~出願や配点~

2020/10/11 ページレイアウト変更、時代の変化に伴い加筆修正

自己紹介

他大学から東工大の大学院に入ったという記事が他に少なく、なおかつ生命理工学系のものはなかったと記憶している。そのため、同じように外部から受験する学生に向けて私が知っている限りの情報を書き留めておこうと思う。

学部時代は関西の国立大学に在籍しており、GPAは出願時3もなかった。業績自体は少し自主研究の発表会のものと、それによる学生表彰を受けているがいわゆる「アカデミック」なものではない。

TOEICの点数は750点であった。ちなみに入学後周りに聞くと皆結構高い点数だった。このTOEICの点数は「何度まで受けられるのか」という経済的な事情と受験場所という地域性に依るところが大きいのでしっかりと見ておく必要がある。今現在、コロナウイルスによって受験ができなくなってきているため、入試課の方もなにか別の方法を出してくるかもしれない(出しているかもしれない)のでよくよくそこはチェックしておく必要がある。

出願について

出願前にラボ見学には行った。すずかけ台の学祭に乗じて入試説明会が開かれていたのでそれに合わせて訪問し、目当てのラボも見学した。ただ土曜日だったかの休日に開かれていたので学生の話はなかなか聞けなかった。

現在、この記事を加筆修正している2020年10月11日現在は東工大のコロナ対策レベル引き下げによって対面での面談がおそらく可能になっている。一応指導教員等に確認をとった上で(当然だが)ラボ訪問を行おう

東工大の院試はA日程とB日程に分かれており、A日程はいわゆる「内部組」がエスカレーターのように上がっていくための制度である。面接試験のみで決まる。ただ私が目にした中では某旧帝大の首席がA日程で入ってきたので外部だからといってA日程が不可能というわけではない。まあでもまずほとんど普通はB日程である。ちなみに内部の学生でもA日程に落ちてB日程で受験というのはザラにある話。

当時、配属先の研究室を第5志望まで書くことが可能であった。これは第1志望から第5志望まで「どこでもいいから東工大に入りたい」っていう人間にとっての救済制度みたいなものである。ちなみに第5志望まで希望が通らない場合もある(面接の記事にて説明)。

私は第1志望だけを書いた。単純にそれ以外に行く気はなかった。併願していた大学院に学部の頃の大学院と遺伝学研究所(総研大)があったため、落ちたらそっちに行くつもりだった。別に東工大自体に執着は全く無かったわけで。

ただその研究室は割とその年は人気なようで、他の外部からも数人見学が来ており、旧帝大の人間も来ていたとのことでプレッシャーがかかっていた。

日程はもちろんB日程。私がA日程に選ばれるだけの抜群の成績を持っていなかった、というのはもちろんのことだが他に大学院に進む人間が既に研究室の内部で3名いたからだ。その3名はもちろんA日程。修士の定員は4名だったので残りの1名の枠をB日程で争うことになる。恐ろしい。

オープンキャンパスの際にとある教員に「筆記がほぼ全てなのできちんと勉強してこい」って言われたのでまあやるかということで勉強開始。

卒論の研究もあるのでうまくスケジューリングしながら勉強していた。

> 勉強法の記事へ続く

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