総合研究大学院大学に合格

 昨日、総研大の合格発表が行われた。
 私も総合研究大学院大学の生命科学研究科の某専攻に合格したのだが、まだあと1つ、東工大の結果を控えている。
 試験の手応えはバッチリであった。
 というよりかは受けた人全員バッチリであったはずだ。
 現に当日の夜答え合わせを皆で集まってした時同じ答えが出揃ったからだ。
 正直、今もまだ東工大の研究室に受かったとしてそちらに行くか総研大に行くか迷っている。
 総研大、特に遺伝学専攻はRAも(2019年当時)年55万円(修士期間)、住居も新しく家賃1万円以下と非常に住環境・学生支援が手厚い。ただ三島というちょっと田舎にあるというのが難点で、周りに遊ぶところも無ければそもそも学生数が少ない。また”総研大”自体にネームバリューは(アカデミア以外では)皆無で、教員の話からもそこに対する懸念が少しあった。
 研究に関しては一流の研究者が勢揃いといった具合で、昔読んだ教科書の著者が面接で厳しい質問を投げてきたときはもう冷や汗が止まらなかった。研究環境はこの上なく良く、また事務の対応も非常に迅速且つ丁寧できちんとしていることが伺えた。
 志望しているラボもやりたいことに近いことができるし、近隣のラボとも交流があるので色々と近いけどやっていない分野の勉強もさせてもらえる。
 逆に東工大は理系なら誰でも知っている大学で、立地も東京と良い場所にある。逆に言えば物価と家賃が高いということだ。親に負担がかかる。こちらはRAが修士の間はない。
 研究室に学生が非常に多く、また博士課程の学生も何人か在籍しているということなので、幅広い年齢・経験の人と過ごすことができるというのはあちらにはないメリットだと感じる。サークルなんかも(入りたい人は)入れるだろう。私は絶対に入らないが(入ってる余裕がない)。
 研究テーマはどちらかというとこちらのほうがやりたいことに近い。が、ドンピシャというわけではない。探したが国内にそういう研究室がないのだから……。
 あと総研大は五年一貫博士課程だ。入ったら最後(一応修士中退制度もあるが)博士を取るまで出られない。
 正直将来のことをあまり真面目に考えていない。
 何にせよ、明日の合格発表を待つしか無い。

 ちなみにここ三嶋大社に受験後合格祈願をしに行った。

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